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さようなら、嘘つきさん。こんにちは、『物騙り』役の私。
突然ごめんあさーせ。 嘘つきさんが舞台から退場して、どれくらい経ったかしら。私、嘘つきさんに代わって、『物騙り』を任命されたものですの。何で私なのかしら。認めたくないのだけど、きっとあの嘘つきさんとよく似ているからでしょうね。 では些か僭越なのだけれど、これから我が平和な町で起こった愉快な殺人事件をご紹介するわ。 ……あら、自己紹介がまだだったかしら。 私の名前は大江湯女。 騙り部であり、誰よりも自らを知るアンノウンな十八歳であーる……嘘だけど。うーん、私にはまだまだ使いこなせないわね、これ。
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