2009年夏。日蝕が観測されたその日、種子島に住む中学三年生の瀬乃宮みさ希は、当時まだ珍しかった携帯端末(スマートフォン)を拾う。携帯を覗くとそこにはアイリがいた。アイリとは人工知能を持つAR(拡張現実)。つまりバーチャルの中にだけ存在する人格。彼女と話をしながら、携帯を返すため持ち主の家を訪れたとき、みさ希は恋に落ちた。持ち主は君島コウという科学者だった。みさ希は自分を子供扱いしない大人の男性、君島に惹かれていくが……。 『ROBOTICS;NOTES』 ゲーム本編では語られなかったあらゆる謎を解き明かす、科学AVGファン必読の一冊!
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