Pythonプログラミングにおけるデザイン、コーディング、ディストリビューションのベストプラクティス
【概要】 本書はPythonの文法を一通り学び終えたプログラマのために、Pythonのより深いプログラミングテクニックを解説しています。本書を読むことで、単に「Pythonを知っている」状態から「Pythonをマスター」することができるでしょう。
【目次】 序文 日本語翻訳出版によせて 著者紹介 レビューア紹介 日本語版まえがき 翻訳者紹介 はじめに 第1章 さあ、はじめよう 1.1 Pythonのインストール 1.2 インタラクティブモード 1.3 setuptoolsのインストール 1.4 作業環境 1.5 まとめ 第2章 構文ベストプラクティス ―― クラス以外 2.1 リスト内包表記 2.2 イテレータとジェネレータ 2.3 デコレータ 2.4 withとcontextlib 2.5 まとめ 第3章 構文ベストプラクティス ―― クラスの世界 3.1 組み込み型のサブクラス化 3.2 スーパークラスからメソッドへのアクセス 3.3 ディスクリプタとプロパティ 3.4 スロット 3.5 メタプログラミング 3.6 まとめ 第4章 良い名前を選ぶ 4.1 PEP 8と命名規則のベストプラクティス 4.2 命名規則のスタイル 4.3 名前づけガイド 4.4 引数のベストプラクティス 4.5 クラス名 4.6 モジュール名とパッケージ名 4.7 APIの開発プロセス 4.8 役に立つツール 4.9 まとめ 第5章 パッケージを作る 5.1 すべてのパッケージに共通のパターン 5.2 テンプレートベースのアプローチ 5.3 パッケージのテンプレートを作る 5.4 開発サイクル 5.5 まとめ 第6章 アプリケーションを作る 6.1 Atomisator:導入 6.2 全体像 6.3 開発環境 6.4 パッケージを書く 6.5 Atomisatorを配布する 6.6 パッケージの依存関係 6.7 まとめ 第7章 zc.buildoutを使う 7.1 zc.buildoutの哲学 7.2 リリースと配布 7.3 まとめ 第8章 コードの管理 8.1 バージョン管理システム 8.2 継続的インテグレーション 8.3 まとめ 第9章 ライフサイクルの管理 9.1 複数のアプローチの比較 9.2 ライフサイクルを規定する 9.3 トラッキングシステムの設定 9.4 まとめ 第10章 プロジェクトのドキュメント作成 10.1 技術文書を書くための7つのルール 10.2 reStructuredText入門 10.3 ドキュメントの構築 10.4 自分自身のポートフォリオを構築する 10.5 まとめ 第11章 テスト駆動開発 11.1 テストをしていない人へ 11.2 テストをしている人へ 11.3 まとめ 第12章 最適化:一般原則とプロファイリングテクニック 12.1 3つのルール 12.2 最適化戦略 12.3 ボトルネックを見つける 12.4 まとめ 第13章 最適化:解法 13.1 複雑さを減らす 13.2 マルチスレッドを使う 13.3 マルチプロセス化 13.4 キャッシュ 13.5 まとめ 第14章 Pythonのためのデザインパターン 14.1 生成に関するパターン 14.2 構造に関するパターン 14.3 振る舞いに関するパターン 14.4 まとめ 付録A Unicode A.1 バイト文字列とユニコード文字列 A.2 原則 A.3 現実の問題に対処する A.4 Python 3 A.5 unicodedata A.6 まとめ 索引
【著者プロフィール】 パリにあるIngeniwebのCTOで、Python、Zope、Plone技術と品質保証(QA)に関する仕事をしています。Zopeコミュニティに5年以上関わっており、Zopeのソースコードに対しても貢献しています。(2010年5月現在)
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